ダウンタウンの松本人志(51)が1日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演。神奈川・川崎市で中学1年の男子生徒が未成年の仲間に殺害された事件について、「テレビでできることはあったと思う」と持論を展開した。

 松本は「すっとんきょうなことを言うようですけど」と前置きし、被害者の男子生徒、その家族や関係者らに対し、「(探偵)ナイトスクープにはがきを出したらいいと思う」と発言。「探偵!ナイトスクープ」とは朝日放送が制作するバラエティー番組で、視聴者から寄せられた様々な依頼を芸能人探偵が投稿した視聴者と共に調査し、解決していく内容。

 松本は「はがき出したら、(同番組の)探偵が行ってくれますよ。青タンの写真だしたら『これアカンやろう』となる」と断言。「探偵!~」以外でも別の番組でも良かったといい、松本は「テレビでできることはあると思う」と持論を展開。テレビ番組などに相談していたら「こんなこと(殺害)にまで行かなかったと思う」と、残念がった。

 松本は持論について、「(今回の事件は)すごいシリアスな状況になっている、周りが。そこに芸人がカメラで来て、『おい、どうした』と行ったら、緊張感を和らげることができると思う。雰囲気が変わると思う」という考えを明かした。

 また、松本はバラエティー番組が未成年の問題について、介入すると「スポンサーや視聴者からクレームがくると思う」と予想。しかし、バラエティー番組が未成年の問題などについて介入することで「それが“抑止力”になる」と力説した。今回の事件についても当事者がテレビ番組などに相談していたら、「完全解決は難しいかもしれなけど、人を殺すところまで行かなかったと思う」と語った。