アニメ映画「ドラゴンボールZ 復活の『F』」(山室直儀監督)大ヒット御礼舞台あいさつが28日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた。席上で、テレビアニメ新シリーズ「ドラゴンボール超(スーパー)」が制作され、7月からフジテレビ系で放送されることが発表された。

 1996年から97年まで放送された「ドラゴンボールGT」以来、18年ぶりのオリジナルストーリーの完全新作で、原作者の鳥山明氏のオリジナル原案による物語が展開される。

 「ドラゴンボール超」は、週刊少年ジャンプの漫画及び、現在同系で放送中の「ドラゴンボール改」で描いた悟空が魔神ブウとの壮絶な戦いを終えて、平和を取り戻した地球のその後を描く、オリジナルストーリーとなる。原作の鳥山明氏が、テレビシリーズのために、オリジナル原案を作るのは初めて。主人公・孫悟空役の野沢雅子は「最高ですよ。いよいよドラゴンボール超…私たちも待ってたんですから、待ってて下さい」と期待した。

 この日はももいろクローバーZが、主題歌「『Z』の誓い」を、劇中に登場する各キャラの弟子をイメージした衣装で生披露した。プロモーションビデオ以外の場で、その衣装で歌うのは初めてだという。玉井詩織(19)は歌った後、「Z戦士になれたかな?」と言いながら、高城れに(21)と一緒に悟空の着ぐるみと拳と拳を合わせて喜んだ。

 「ドラゴンボールZ 復活の『F』」は18日の初日から26日までの9日間で、動員140万人、興行収入18億9000万円を記録した。