タレントの千秋(44)が、ボーカルを担当した3人組ユニット、ポケットビスケッツのプロデューサーを務めた爆風スランプ/スーパースランプのパッパラー河合(55)から大きな影響を受けたことを明かした。

 ポケットビスケッツは当時放送されていたバラエティー番組「『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」から誕生したユニットで、メンバーはほかに内村光良とウド鈴木。ミリオンセラーを達成した「YELLOW YELLOW HAPPY」などヒット曲を飛ばした。

 千秋は8日にツイッターでその当時を振り返った。中学生時代からバンド活動を始め、フジテレビのオーディション番組「ゴールドラッシュ」で初代グランドチャンピオンとなり芸能界デビューしたが、その後、歌のレッスンを受ける中で、歌い方のクセを取られてしまったという。

 その後に出会ったのがポケビのプロデューサーとなった河合。「初めてポケビの歌入れの時パッパラー河合さんに『いいけど少し優等生過ぎる』」と言われたという。レッスンで教わったことを明かすも、河合は「それ一回全部忘れていいから好きに歌ってみて」とアドバイスし、その結果がポケビのCDとなったという。

 「『それそれ! その歌い方の方が断然いいよ! それが個性なんだよ!』とパッパラーさんに言われてうれしかった」と当時を振り返った千秋。「歌の先生を信じたままパッパラー河合さんが元に戻してくれたなかったらもっとつまんない歌になってたかもしれないと思うと。出会いに感謝」と河合から受けた影響の大きさを明かすとともに、「でもその先生の正しく歌うやり方を一度通ったことで良かったってのもあるかもしれないし。結果オーライ」とつづった。