藤本隆宏(46)、川島ケイジ、ちあきしん(53)、秋夢乃が18日、東京・目黒雅叙園で「ザ・プレミアム・ディナーショー」を行った。

 藤本と秋は元劇団四季、ちあきは元宝塚、川島は今年8月メジャーデビューの実力派シンガー・ソングライターという豪華な顔ぶれ。

 NHK大河ドラマ「真田丸」にも出演中の藤本は「正式なディナーショーは初めて。歌うのも久しぶりですが、こういう機会をもらえてうれしいです」と話した。「他の3人の歌を聞いたらね。でも俳優が歌う良さもあると思います。もともとミュージカルがやりたくて劇団四季に入ったので、音楽的に邪魔しないように自分自身楽しみます」と謙虚だった。

 藤本のソロは2曲だったが、川島と歌った井上陽水「夏の終わりのハーモニー」では絶妙のハーモニーで会場を酔わせた。

 実力派シンガー・ソングライターの川島は、そのハスキーボイズで会場を魅了。デビューアルバム収録のオリジナル曲「夜の向こう側」などでその歌唱力の高さを見せつけた。「まだデビューしたてですが、全国でライブを行っています。興味をもっていただけた方はぜひ来てください」とアピールした。

 アンコールでは坂本九「上を向いて歩こう」を4人で歌唱。約1時間半のステージはトークでも盛り上がり、全19曲が披露された。