英国王室のヘンリー王子(ハリー王子、32)が、父チャールズ皇太子とカミラ夫人の反対により、恋人で米TV女優のメーガン・マークル(35)との結婚を中止したとのうわさが報じられている。

 王室内部関係者が米情報サイトRadarOnlineに明かしたところによると、ヘンリー王子はノルウェーでマークルと休暇を過ごし、英国に戻ったばかりだったが、チャールズ皇太子に呼びつけられたという。

 12日、マークルの兄トーマス・マークル容疑者(50)がオレゴン州の自宅で酒に酔い、女性の頭に銃を突きつけた容疑で逮捕された。もともと2人の交際に反対だったチャールズ皇太子がこの一件を知り、ヘンリー王子にトラブルを避けるため、結婚もあきらめるよう厳しく言い渡したという。

 内部関係者によると、皇太子夫妻は以前から、マークルが離婚経験者であり、黒人と白人の混血であることなどから、王室の血筋にそぐわないとして結婚に反対していたようだ。

 しかし、ヘンリー王子はカミラ夫人が、兄ウィリアム王子の妻ケイト・ミドルトンさんや、亡くなった母ダイアナ妃と同様、マークルを破滅させようとしていると見ているという。

 関係者は、「王子は結婚を中止したが、メーガンをあきらめてはいない。彼女をあまりにも愛しすぎている」と語っている。ヘンリー王子はいつか必ず、マークルと結婚するつもりだという。(ニューヨーク=鹿目直子)