俳優村田充(39)と結婚した女優、神田沙也加(30)が31日、大阪市内で、ミュージカル「ピーターパン」の取材会に、歴代最年少で10代目ピーターパンを務める吉柳咲良(きりゅう・さくら=13)とともに出席した。

 結婚後初めて取材の場に姿を見せた沙也加は、報道陣から祝福され「ありがとうございます」とニッコリ。結婚生活を「楽しいですね」と言い、女優活動への影響には「生活スタイルはあまり変わらなくても、家族が増えて心強いですね。犬も増えて、癒やしもあります」と語った。

 沙也加は09~11年にも「ピーターパン」に出演しており、6年ぶりにヒロイン・ウエンディ役を演じる。「以前やっていた役ですが、(年月を経て)似合うかなって」と苦笑。村田にヒロイン衣装を相談してみたといい「きっと大丈夫と励ましてくれました」と明かした。

 また、子供心を持って演技する場面には「友達のお子さんを取材して、ちょっとその目線になって考えようと。私も子供、いつかはほしいですね」と、幸せそうな笑みを携え語った。

 13歳で10代目ピーターパンに抜てきされた吉柳には「私もデビューしたのが13歳ぐらいで、その頃を思いだします。でも、この年齢でしか出せない、やれない強みもあるので、楽しみです」。

 沙也加は吉柳に対し「ピーターパンらしい声、瞳を感じます。これは(ピーターパン役に)ぴったりだと思いました」と納得。「意志の強そうな瞳、ロングヘアで(この日のような)ワンピースも似合うけど、ボーイッシュな中性的な魅力もある。私の中でもう咲良ちゃんは男の子です」と太鼓判を押した。

 その吉柳は「何もできなくて、まだ実感がわかないんですが、活発で明るく、友達思いなところは、誰よりも(自分が)できると思う。自信があります」と笑っていた。

 公演は7月24日~8月3日に東京国際フォーラム、8月12~13日に大阪・梅田芸術劇場で行われる。