女優有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(午前8時)の15日の平均視聴率が19・5%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は5月13日放送の第30話の20・9%。

 同ドラマは東京五輪が開催された1964年から始まる物語。集団就職で茨城から上京するヒロインの青春を描く。有村の朝ドラ出演は、ヒロインの母の少女期を好演した13年度前期「あまちゃん」以来2度目。

 15日は、怒濤(どとう)のランチタイムが終わり、あまりの忙しさにパニックになって皿を割るなど失敗続きだったみね子(有村架純)は落ち込む。そんなみね子を見かねて鈴子(宮本信子)があんみつに食べに誘う。高子(佐藤仁美)や中華料理屋の安江(生田智子)も集い、みね子の歓迎会を兼ねた女子会だった。働く女性たちからアドバイスをもらい、励まされたみね子。その夜の給仕は余裕をもってこなすことができたのだった。