演歌歌手水森かおり(43)が22日、愛媛・宇和島市で「宇和島観光親善大使」に任命された。観光にまつわる大使は19カ所目。

 5月に発売した新曲「早鞆ノ瀬戸」のカップリング曲が「宇和島 別れ波」だった。

 「カップリング曲で観光大使に任命されたのは2つ目。でも、今回のように地元の皆さんから『この曲をテレビで歌って』とか『この曲で紅白に出て』などと熱望されるのは初めて」と感激していた。

 この日は、市内で開催された「和霊大祭うわじま牛鬼まつり」に初参加した。「牛鬼(うしおに)」とは、全長約5メートルの山車のことで、鬼のような顔に長い首、赤い布やシュロで覆われた牛の胴体、剣にも似た尻尾を持っている。

 「私はデビューして今年で23年目になるんですけれども、ずっと憧れているステージが3つありまして、1つ目は紅白歌合戦、2つ目は日本レコード大賞。そして3つ目は牛鬼まつりです(笑い)」。

 約2000人を笑わせた後で「鳥取砂丘」「越後水原」「宇和島 別れ波」と「早鞆ノ瀬戸」の4曲を熱唱した。