福山雅治(48)が31日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた主演映画「三度目の殺人」(是枝裕和監督、9月9日公開)完成披露舞台あいさつで、広瀬すず(19)と初共演した感想について聞かれ、心の中が「甘酸っぱくなる」と明かした。

 福山は、15年の映画「海街diary」で広瀬を異父4姉妹の末っ子役に抜てきした是枝監督と、同作で広瀬と共演し、自身とも親交が深いリリー・フランキーから、広瀬の評判を撮影前に聞いていたという。

 福山 事前に是枝監督とリリーさんや、みんなが「『海街diary』の時に、広瀬すずちゃんに会うと、とにかく甘酸っぱい気持ちになる」、「もうお恥ずかしい限りですけども、いい年こいて、すごく甘酸っぱくなるんですよ」とおっしゃる。

 福山は、そうした周囲の評判を聞き「ただ、まぁ…甘酸っぱくなるって言ったって、いろいろなカワイイ子、きれいな人がいっぱいいるから、まぁ…甘酸っぱくなることなんて、そんな、ないでしょう」と思ったという。それが実際に広瀬と初対面した時「まぁ…甘酸っぱくなるんです。何なんでしょうね? 甘酸っぱくなってるでしょう?」と、広瀬に胸がときめいたと明かし、ほほ笑んだ。

 その話の流れで、司会が役所広司(61)に「役所さんも甘酸っぱい気持ちに?」と話を振ると、役所は劇中で広瀬演じる少女の母を演じた斉藤由貴(50)を見て「僕はですね、斉藤さんも甘酸っぱい感じ」と答えた。

 横で聞いていた広瀬も斉藤も、照れ笑いすることしきりだった。【村上幸将】