右大腿(だいたい)骨頸部(けいぶ)の骨折から復帰した歌手でタレントの研ナオコ(64)が、舞台での転倒事故とリハビリを振り返った。

 研は22日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。3月に出演舞台の本番中に転倒して骨折した事故について「もう全然。今は走り回ってます」と全快したことを報告した。

 自身を負傷させたのは舞台で共演した梅沢富美男だと冗談めかした研。「(梅沢が)追いかけてきたんですよ。普段は追いかけないのに追いかけてきて。それで逃げようとして(滑った)」と転倒した経緯を語った。

 その梅沢がVTR出演し、「悪いけど俺は研さんを転ばせたわけじゃないから。日本中で私が研さんを骨折させた犯人だっていうことになってるんですけど、絶対に僕は犯人じゃありませんので」と釈明されたが、研は「犯人です」と笑って断言した。

 当初は全治3カ月と診断されるも1カ月でスピード復帰したことについては「3カ月も休んでいられないですもんね。ほかの公演も決まってるし。なんとか最小限に抑えたくて、とにかく早くリハビリを終えて、ちゃんと歩けるようになって、という目標を持ってやった」と語った。