「スーパー銭湯アイドル」として話題の5人組ムード歌謡グループ「純烈」が、テリー伊藤(67)に崖っぷちから救ってもらったと明かした。

 25日放送のTBS系「爆報!THEフライデー」は、紅白出場間近と言われる歌謡界のニュースターとして純烈を取り上げ、その魅力とマダム世代からの人気ぶりを紹介した。

 今年3月に発売されたシングル「愛でしばりたい」はオリコン週間シングルランキングの演歌・歌謡部門で1位を獲得したが、ここまでは苦難の連続だったという。

 2007年結成後、約3年の下積み生活を経てメジャーデビューするも、CDは売れずレコード会社を2年でクビに。アルバイト生活をしながらキャバレーで歌う日々が続き、そして解散を考えていた2012年に、たまたまキャバレーに来ていたテリーと出会い、「君たち面白いことやってるね。今の時代にムード歌謡って面白いじゃん。続けてよ」と励まされたという。

 さらにテリーは自身のラジオ番組にまだ無名だった純烈をゲストとして呼ぶなどバックアップ。メンバーは「いよいよ純烈、ダメかもしれないってみんなが思っていた時に、テリー伊藤さんとの出会いがなかったら解散していたと思います。間違いなく」と振り返った。