吉高由里子(29)主演の映画「ユリゴコロ」(熊沢尚人監督、23日公開)の完成イベントと舞台あいさつが3日、都内で行われた。

 現代と過去が交錯していく物語。5日前に完成したばかりとあって、出演者のコメントも熱いものが続いた。

 吉高は「ずっと大変だった! 不安もあったんですけど、出来上がったものを見て、ね?」と隣の松山ケンイチ(32)に同意を求めると、松山は「あの大変な撮影が水の泡になるような作品だったら、こういう取材の場でも、(撮影時に)ごはん食べに行った話とか、パチンコ行った話しかしないと思ってたけど、そんな話は出ないくらい。監督、ありがとうございます」。吉高も「監督には頭が上がりません」と、満足していた。

 さらに松山は、吉高とのラブシーンについて「準備万端でおしりも出してやってた。出来上がった作品を見たら、巧妙におしりが隠れていた。ファンデーションも塗ったのに。『レーティングに引っかかる』と。いやいや、もっと凶器的なの出てたでしょ。ワイのおしりはそれ越えちゃったの?」。吉高も「ザ・凶器的な」と大笑いだった。

 ほかに松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、木村多江、清原果耶が出席。