「ミス・ワールド2017」日本代表選考会が4日、都内で行われ、慶応大学4年生の山下晴加さん(21)が日本代表に輝いた。

 応募総数7150人から7月末、31人のファイナリストを発表。その後約1カ月に及ぶ審査を経てこの日、トップ10を選考。日本語と英語による自己PR審査の結果、山下さんが日本代表の座を勝ち取った。「信じられない気持ちでいっぱいです。うれしい気持ちがこみ上げて、自然に涙が出てきました」といい、「両親に21年間育ててくれてありがとうといいたいです」と喜びを話した。

 動画サイト「You Tube」でお笑いを見るのが好きという山下さん。好きな芸人を聞かれると「ロバートの秋山さん」と笑顔で答えた。「世界大会まで日々トレーニングをしていきたいです」と話したが、取材陣から今夜食べたいものを聞かれると「焼き肉を食べたいです」とほほ笑んだ。大学4年生ということで進路について聞かれると「まずは世界大会をがんばりたいです」と話したが、女優などの芸能界にも「やらせてもらえるなら…」と興味を示した。

 「ミス・ワールド」は世界3大ミスコンテストの中でも最も歴史が深く、今年で67回目を迎える。山下さんは10月16日からシンガポールで開催される世界大会に挑む。「日本代表として世界大会で輝けるように一生懸命努力していきたいと思います」とアピールした。

 準ミスには、通信会社勤務の篠田るみさん(27)モデル倭早希(24)バレエダンサー長内里菜(25)の3人が選ばれた。