米女優アンジェリーナ・ジョリー(42)が、女優業に復帰することを明言した。昨年9月に俳優ブラッド・ピット(53)との離婚を申請をしたジョリーは、10年ぶりにピットと共演した「白い帽子の女」(15年)以降は家庭の問題を優先するため、女優業を休業していた。15日にネットフリックスで全世界に配信される新作映画「最初に父が殺された」を監督したジョリーは、「今は、この作品ほど情熱を持って監督できる作品はない。だから演技をしたい」とコメント。復帰作は「マレフィセント」(14年)の続編になる見通しで、以前から出演がうわさされているクレオパトラを演じる新作への出演にも意欲を見せている。

 「ここ1年以上は、育児や家庭の事情のために休んでいた」と言うジョリーだが、仕事復帰する時期が来たと感じたら、再び戻ることができると語り、数カ月以内には復帰するつもりでいると明かした。泥沼の離婚劇を繰り広げてきたピットと、ここにきて復縁説が浮上していることも女優復帰への後押しになっているのかもしれない。(ロサンゼルス=千歳香奈子)