市川紗椰(30)が12日、都内で行われた JR東日本「JRE POINT カードフェイスコンテスト入賞作品発表会」に出席した。

 市川は、8月29日発売の写真誌「フラッシュ」で、キャスターを務めるフジテレビ系「ユアタイム」の進行役・野島卓アナ(50)の熱愛を報じられた。報道以降、初の公の場で、取材陣から「市川さん、交際報道が出ていましたけど」などと質問が相次いだが、頭を2度下げて、無言で会場を後にした。

 市川は降壇前に、30歳になった思いと今後の自分像について聞かれ「ゆっくりするのが好きになった。このままマイペースに、周りに流されずいきたい。いろいろなことを気にしないで貫きたい…自分らしさを」などと意味深な発言を残した。また「(趣味への)情熱をいい方向に持っていきたい」とも口にした。

 市川と交際を報じられた野島アナは、離婚歴1回の独身で、2人は昨年4月に放送が始まった同番組で知り合ったという。市川は昨年11月に出演した番組で「(かむと)隣で野島さんが『死ねば』っていう目になる。それがため息に変わり、クスッと笑ってくれるようになった」と話していた。フジテレビ企業広報部は「社員のプライベートについて、お話しすることはありません」と話している。

 相撲好き女子「スー女」として有名で、鉄道好き女子「鉄女」としても知られる市川は、熱愛については無言だったがJR主催のイベントにノリノリで、鉄道については雄弁だった。国鉄がJRに民営化した1987年(昭62)生まれで「JRとタメです。鉄道はメチャクチャ好き。生まれた時から、乗り物を見るのが好きで時刻表や路線図から鉄道の趣味に入った。ここにあったらいいなと(路線図を)勝手に書きますね」などと熱く語った。

 また、自らがデザインしたJRE POINT カードをプレゼントされ「うれしい」などと感激し、興奮のあまり、左耳のイアリングを落としてしまった。【村上幸将】