TBSの吉田明世アナウンサー(29)が、体調不良のためテレビ生放送中に途中退席した当時の状況を明かした。

 吉田アナは29日放送の同局系「サンデー・ジャポン」で進行を務めていた最中に突如、体調を崩して途中退席する一幕があったが、30日放送の同局系「ビビット」には元気に出演。MCのTOKIO国分太一から「大丈夫?」と心配され、「すみませんでした昨日はお騒がせしてしまいまして。1日休みましてしっかり回復しました。すみませんでした、ご心配をおかけしました」と謝罪した。

 また同日にはパーソナリティーを務めるTBSラジオ「たまむすび」に生出演。パートナーのカンニング竹山から「大丈夫? なんで仕事してんの。休めばいいのに」と労われたが、「昨日、1日寝て回復しましたので」と気丈に語った。

 「サンジャポ」の前日にはしっかり睡眠もとり、放送前も元気だったそうだが、放送が始まると「ちょっと頭がくらくらするな、意識がもうろうとしてきたな」と感じ始めたという。その後、次第に目が見えなくなりはじめ、VTR振りを途中まで呼んでいた時に「完全に砂嵐みたいな感じで目が見えなくなってしまった」と明かした。

 すぐにMC爆笑問題の田中裕二が異変に気付き、スタジオの裏へ退席。「そしたらもう意識を失ってしまって。気づいたら西川(史子)先生がすごくやさしく抱きしめて、脈を測ってくれたり、診察してくれてた」と当時の状況を振り返った。

 休憩して落ち着いたためスタジオに戻るつもりだったという吉田アナだが、スタッフからは「絶対安静にしたほうがいい」と言われ、そのまま帰宅することになったという。「横になりながら、太田(光)さんも何度も何度も見に来てくれて、『大丈夫? 絶対、救急車呼んだ方がいいよ』ってすごく心配してくださった」と明かした。

なお、診察の結果は「貧血」だったと説明した。