俳優の梅沢富美男(67)が、横綱日馬富士の暴行を止めなかった同席者たちの責任を指摘した。

 29日放送のフジテレビ系「バイキング」は、日馬富士が貴ノ岩を暴行した責任を取る形で現役引退を決意したことを取り上げ、梅沢は「行き着くところに落ち着いたのかな。まあ当然だと思いますよ、これだけのことをして、刑事事件になってるわけだから」とコメントした。

 日馬富士の暴行について「横綱が殴ったら十両の力士が殴り返すなんてあり得ない。ということは世間から見たら弱い者いじめみたいなもんだよ」とした上で、暴行現場に同席していたほかの力士たちがそれを止めなかったことに「周りにいたんだろ、白鵬だってもう1人の横綱だって。2、3発殴った時になんで止めなかったんだ、そうすりゃこんな事件にはならなかった。黙って見てたというところに問題がある」と批判した。