英王室の人間模様を描くドラマ「ザ・クラウン」でエディンバラ公フィリップ王配を演じる英俳優マット・スミス(35)が、英国のヘンリー王子と正式に婚約した米女優メーガン・マークル(36)に同情的なコメントをして話題になっている。

 世界中の人々が注目した婚約会見を終え、すでに初の公務もこなすなどロイヤルファミリーとしての一歩を踏み出したマークル。祝福ムードに沸く中、イベントに出席したスミスは、「メーガンのことを気の毒に思う。この結婚で人生はガラリと変わり、自分が知っている人生ではなくなってしまうんだから」とコメント。最後は「王子と結婚するんだから、彼女にとってはワクワクすることだよね」と祝福をしたが、ドラマでロイヤルファミリーを演じているだけになんとも説得力のある発言だ。

 マークルはロイヤルファミリー入りするために出演していたドラマ「SUITS/スーツ」を降板して女優業を引退しており、現在はヘンリー王子と共にケンジントン宮殿で暮らしながら英王室の作法やしきたりを勉強中だと言われている。2人は来年5月にウィンザー城のセント・ジョージ教会で挙式すると伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)