今年も残すこと、あと20日。2018年へのカウントダウンは始まっている。

 日刊スポーツの芸能担当記者は、暮れになると必ずこなさなければいけないものがある。まず、日刊スポーツ映画大賞の準備。受賞者をインタビューして紙面に載せ、あとは28日の授賞式に備える。あとはNHK紅白歌合戦の名鑑作り。各記者3、4人ずつを担当して、今年の活躍などをピックアップして、本番当日31日に表として掲載される。

 映画賞、紅白ともに、しっかり者のお姉さん記者がリーダーとなって仕切ってくれるので、言われた通りにこなしていればノープロブレム。

 部として一丸となって取り組むものの他に、各記者の担当によって取り組むものがある。記者の場合は「日曜日のヒーロー」という日曜掲載のインタビュー企画で2日付で萩原健一(67)、9日付で木村祐一(54)を執筆した。GSの頂点に上りつめ芸能生活50周年を迎えたレジェンドと、成熟の時を迎えたお笑い芸人。これだけでも芸風は大分違うのだが、その間にM-1グランプリ決勝、女優蒼井優のインタビュー&執筆と、あまりに違いすぎる取材内容にわれながらあきれ返る。ま、それがスポーツ紙の芸能と言ってしまえば、その通りだが(笑い)。

 で、現在、この記事を執筆しているのはタイのバンコクの国際空港。実は、急に話が決まって、タイ・プーケット島で行われたマラソン大会「プーケットソン2017」を取材してきた。茨城ゴールデンゴールズ監督の片岡安祐美、おばたのお兄さん、品川庄司の庄司智春、ペナルティーのワッキーが出場したのが11日付の紙面になっていると思われます。11日の夜、23時くらいには羽田空港に到着していると思われます。

 今、汐留の局から国際電話がスマホにあって、今週末には今が旬の10代の女優を取材することが決定しました。

 最終搭乗案内が流れましたので、このへんで終わりにします(笑い)。