線維筋痛症という難病を患い慢性的な傷みと闘っていることを明かし、音楽活動を無期限で休止すると発表していた米歌手レディー・ガガ(31)が、来年12月から米ラスベガスで定期公演を行うことを発表した。

 パークMGMホテルの常設劇場パーク・シアターで、数十公演を行う大型契約を結んだという。現時点で公演数や契約金はなどは明らかにされていない。地元メディアによると、60公演で1億ドル(約115億円)の契約とも伝えているが、18年末から19年夏にかけて36公演を行うとの報道もある。

 パークMGMは、モンテカルロ・ホテルとして営業をしていたがこのほど名前を変えてリニューアルするのを記念してブルーノ・マーズが30日から公演を行うことが決まっている。ガガは、「エルビスやフランク・シナトラの土地ラスベガスで公演をするのは長年の夢だった。これまでのラスベガスのショーとは全く違う新しいショーをクリエイトすることを誇りに思う」とコメントしている。ラスベガスでは、セリーヌ・ディオンやマライア・キャリー・ブリトニー・スピアーズら歌姫が定期公演を行っており、ガガもド派手な演出でファンをあっと驚かせる斬新なショーになると期待されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)