フジテレビ系「月9」枠の連続ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(月曜午後9時)の25日最終回の平均視聴率が4・6%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べでわかった。今年1月スタートの月9ドラマ「突然ですが、明日結婚します」第6話5・0%を下回り、月9史上ワースト記録となった。

 主演の篠原涼子(44)演じる平凡な主婦が、ママさん議員になるべく市議会議員選挙に立候補し、悪戦苦闘する物語。高視聴率だった「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」からバトンタッチを受けて、月9復活を託された本作だったが、初回の8・0%が最高で、その後は5%台まで下落するなど、低迷した。

 最終回は、市長になった智子(篠原涼子)に不正疑惑が降りかかるが、無事に不正を晴らし、ニューポート計画の是非を市民の議会で決めることを決断した智子。最初はなかなか市民が集まらなかったが、議員らの地道な活動で、回を重ねるにつれて議場が満員になるほどの市民が参加。そして3年後、智子は藤堂誠(高橋一生)とともに国会議員になっていた、という結末だった。