女優中村アン(30)がTBS系ドラマ「きみが心に棲みついた」(16日スタート、火曜午後10時)で、30日放送の第3話からレギュラー出演することが10日、分かった。若い女性に人気のマンガ誌「FEEL YOUNG」で連載中の天堂きりん氏による同名コミックが原作で、主演は吉岡里帆(24)。吉岡が、他人の前で挙動不審になってしまう下着メーカー勤務のOL小川今日子を演じ、桐谷健太(37)演じる漫画編集者吉崎幸次郎と向井理(35)演じる大学時代の先輩星名漣の間で揺れ動くさまが描かれる。

 中村は原作にはないドラマオリジナルキャラクターで、売れっ子ライトノベル作家の成川映美役を演じる。今日子と吉崎の関係をかき乱す役で、新たな三角関係を形成する重要な役となる。中村は出演にあたり「私自身も、学生時代に好きなまま終わってしまったという失恋の懐かしい経験が役柄と重なり、よみがえってきました」と笑い、「恋愛模様に絡んでいくという役は初めてなのでしっかり表現できるようがんばります」と意気込んだ。

 衝撃的な初登場シーンになるといい「今年は普段の中村アンとは正反対の役を演じてみたいです。そして変幻自在な女優を目指します!」と宣言。また「1つ1つの役を大切に演じていきますので、ぜひ2018年の中村アンに注目して見ていただけたらうれしいです」と抱負を話した。