鈴木亮平主演のNHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜午後8時)第2話の関東地区の平均視聴率が15・4%だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回も15・4%で、89年の「春日局」の初回14・3%に次いで、ワースト2位の記録だった。

 主演の鈴木亮平(33)が「大河を背負う覚悟をしっかり持ち、西郷さんに負けないように西郷隆盛という大きな男に相撲を挑む覚悟」と語った作品。中園氏は「原作に師弟愛、男女の愛、ボーイズラブまでラブストーリーがちりばめられています」と、大河史上初のボーイズラブを描く可能性を示している。

 第2話は、西郷隆盛が元服して吉之助となり年貢徴収を行う役人の補佐役を務めていた。その取り立てで、年貢を払えず娘を売られそうになっている百姓の平六(鈴木拓)と出会う。実情を知った吉之助は役人たちに怒り心頭。首がとぶのを覚悟で家老に直訴しに行く、と言う内容だった。