女優土屋太鳳(22)が14日、東京・丸の内ピカデリーで、映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」(瀬々敬久監督)大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。

 土屋は鮮やかな緑色の振り袖姿で登場した。「松竹さんの映画と言うことで、グリーンです」とほほえんだ。「公開初日も丸の内ピカデリーで(舞台あいさつをして)、またこのタイミングで着物を着てごあいさつができるとは想像していませんでした」としみじみと話した。

 映画は12月16日の公開後、邦画実写映画では3週連続首位を獲得、興行収入は20億円を突破するなど、大ヒットを記録している。自分も映画館に足を運んだことを話すと、ともに登壇した瀬々敬久監督(57)から「ばれなかったの?」と質問され、土屋は「ばれなかったです」と苦笑い。鑑賞後は「(観客同士で)感想を言い合ってくれているのがうれしくて、盗み聞きしてしまいました」と、言いにくそうに明かした。

 共演した佐藤健(28)の「今だから言える一面」ついて聞かれると「健先輩は少年っぽい方」と答えた。「私のことを『悪ガキだな』と言うけれど、そんな私に対応してくれるすてきな方」と話し、さらに「相手をしてくれて助かっています」と笑った。

 この日、大ヒットを記念した大入り袋を瀬々監督と一緒に大入り袋を手渡しするサプライズで来場者を喜ばせた。