お笑い芸人のユリオカ超特Q(49)が、TBS系で2月4日に放送される、嵐の松本潤(34)主演の日曜劇場「99・9刑事専門弁護士 SEASON2」(日曜午後9時)第4話で連ドラに初挑戦する。28日に同局が発表した。

 ユリオカ超特Qは、イワムラ工場の社長・岩村直樹を演じる。取引先のタナハシ機械製作所専務・棚橋幸次郎(永滝元太郎)を殺害後、自殺する役どころで、妻の梢を有森也実(50)が演じる。殺人事件は直樹の自殺により、被疑者死亡のまま書類送検されて不起訴処分となったが、その後、棚橋の兄で社長の政一郎(迫田孝也)が、梢に3億円の損害賠償請求訴訟を起こす。

 梢は事件当日のメールの文面から、直樹は殺人を犯していないと確信し、無実を立証してほしいと斑目法律事務所に依頼。佐田篤弘(香川照之)は被疑者死亡の場合は裁判が開かれず、これ以上の弁護は無理だと依頼を断ったが、深山大翔(松本)が事件現場で細かく調べる中で、警察と検察の刑事記録に矛盾があることが判明。佐田も、直樹が莫大(ばくだい)な価値があるエンジンに関する特許を個人で持っており、政一郎が梢に相続を放棄させることで特許を手に入れようとしていたことに気付き、梢の依頼を正式に引き受ける。

 香川照之(52)演じる佐田と激突する原告・政一郎側の弁護士・森本貴を近藤芳正(56)が演じる。森本は、斑目法律事務所と肩を並べる日本4大ローファーム(法律事務所)の敏腕弁護士で、特に民事でやり手として知られ、佐田とは面識はないが互いに名前を知っているライバル関係だ。

 また裁判の重要な鍵を握る証人・足立靖男役をドランクドラゴンの塚地武雅(46)が出演する。

 深山たちは状況証拠をそろえて検察に再調査を依頼するものの、跳ね除けられるが、佐田はある奇策を思い付く。斑目法律事務所のメンバーは、絶体絶命の状況をひっくり返し、無実を証明することはできるのか!? 人間関係が交錯する、第4話にも注目だ。