作家辻仁成氏(58)が作・演出する舞台「99才まで生きたあかんぼう」(22日~3月4日まで)の初日前公開稽古が22日、東京・よみうり大手町ホールで行われた。

 ある男の0歳から99歳までの人生を描いた辻氏の小説を自ら脚本に書き直し、演出する舞台。出演は村井良大(29)をはじめ、男だけ6人。辻氏は「生まれて初めて書いたコメディ。人生を笑い飛ばす、立ち直る力をもらえる舞台になったと思う。宝塚がもうかっているなら、男だけでやったらもうかるかと思った」。1人で10役以上も演じる舞台で、99歳の老け役にも挑む村井は「舞台そではみんな着替えで大変だけど、やっていて楽しい舞台です」。