人気声優、山寺宏一(56)が、6日午後7時からフジ系で決勝の模様が生放送される「R-1ぐらんぷり2018」のナレーションを担当することになり、5日、発表された。

 お笑い賞レースが好きで、同ぐらんぷりもよく見ていたという山寺。決勝戦で流れるVTRのナレーション収録を終え「まさかR-1のナレーションができるなんて思っていなかった。なるべく楽しく盛り上げられれば」とコメントした。

 気になる決勝進出者には、ものまね番組などで共演経験があるチョコレートプラネット・長田と、テレビで芸を見て衝撃を受けたという盲目の漫談家、浜田祐太郎をあげた。

 浜田は、関西弁の小気味よい漫談スタイルで、障がいにまつわる「あるある」をユーモラスに展開していく芸風。山寺も、その芸に驚き「僕は、お笑いの歴史を変えるんじゃないかなと思っています。思わず、いろんな友人に『知ってる?』って勧めました」と話した。

 山寺が長年、声優を務めている「アンパンマン」の現場では、お笑い好きの役者が多いといい、収録の合間には、お勧めのお笑い芸人の話題でよく盛り上がっているとも明かした。