カンテレの新人アナウンサー、谷元星奈アナ(22)が2日、大阪市内の同局でお披露目会見に出席した。新人アナとしては異例の冠番組「谷元星奈のシネマコンシェル」(毎週土曜午後2時57分、7日スタート)を担当することが発表された。

 この日朝、入社式に出席した谷元アナは「やっとスタートラインに立てた。やるぞという気持ちでいっぱいです」と初々しくあいさつ。谷元アナは身長151・3センチの同局アナウンス部期待の“超小型新人”。3分間のミニ枠ながら新人としていきなり冠番組を担当することに「正直に申し上げると、映画通ではないです。でもこれから映画をたくさんみて、私の言葉で映画を紹介していきたい」と抱負を語った。

 カンテレの視聴者プレゼントキャンペーンのPR隊長にも抜てきされ、CM撮影も終わっている。新人とては異例ずくめ抜てきだ。

 谷元アナは愛知県生まれで、千葉大学出身。書道が得意で、八段の腕前という。大学時代はBS朝日やインターネット放送局「Abema TV」で学生キャスターを務めていた。

 小柄なせいか、人混みでも“行方不明”になることもある。「同期は私よりも背が高い。普通にしているときでも『あれ、谷元は?』と探されます。大人数なら分かりますけど、3人とかでも探されてしまいます。これホントです。盛ってないです」と笑顔で話した。

 関西では初めて暮らすことになるが、お笑いの本番でのノリもバッチリ。吉本新喜劇の池乃めだか「ちっさいおっさん」ネタの習得にも前向きだ。声がするものの、周りより身長が低くて「姿」が見えないという設定で、めだかは周りが近づいてきたら「ここだよ、、声が聞こえるだろ」と話し、「見下げて~、ごらん夜の星を♪」と歌うと、周囲がめだかを発見し「うわ!」と驚くネタ。谷元アナは「知ってます!練習しておきます」とノリノリで応じた。