女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)の24日に放送された第125話の平均視聴率が23・1%、25日放送の126話が20・1%(ともに関東地区)だったことが27日、ビデオリサーチの調べで分かった。

これまでの最高視聴率は、8月8日に放送された第111回で、草太のカツ丼で大繁盛したつくし食堂に裕子とボクテが訪れてきて再会する、という回で24・5%だった。

同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

あらすじは、ある日、梟町に現れたあやしげな津曲(有田哲平)と名乗る男が現れた。津曲はつくし食堂で草太(上村海成)から受け取った五平餅の割引券を手に、鈴愛(永野芽郁)が営むセンキチカフェに来た。すると岐阜犬に興味を示し、語りかけた。その途中で、岐阜犬の声をしていた和子(原田知世)の声の様子がおかしくなり、鈴愛は、あわてて店を飛び出して萩尾家に向かった。その時の発作は収まった。律(佐藤健)は、和子が欲しがったイチゴを回に行くとお礼を兼ねてセンキチカフェに。そこで律は岐阜犬に向かい面として言えなかったこれまでの母への感謝を涙して伝えた。その8日後に和子は亡くなった。

やがて秋になり、楡野家では、健人(小関裕太)と西園寺麗子(山田 真歩)が結婚することになり西園寺家と楡野家の両家が集まっていた。センキチカフェでは、鈴愛(永野芽郁)が訪れていたブッチャー(矢本悠馬)が持っていたスポーツ新聞に、元夫で映画監督として活躍する涼次(間宮祥太朗)の記事を見つける。喫茶ともしびで行われたふくろう会で、その話題になり、律や菜生(奈緒)らメンバーは、涼次の活躍に感心、鈴愛は負けていられないと気持ちを新たにする。しかし同時にセンキチカフェやつくし食堂に鈴愛は居場所がないと感じていた。その帰り、律は鈴愛に、近いうちに岐阜を離れる予定だと打ち明けた、という内容だった。