韓国6人組ガールズグループ「Apink(エーピンク)」が21日、東京・豊洲PITで2部構成のファンミーティングを行い、第1部を報道陣に公開した。白い衣装でそろえ、ミニスカートやショートパンツで美脚を露出しながら登場。韓国発売の最新アルバム「ONE&SIX」から2曲を披露し、ファンの声援を浴びた。

今年は日本での新作発売がなく、グループでの来日は昨年11月のシングル「Orion」のリリースイベント以来、10カ月ぶり。昨年まで3年連続で行っていたライブツアーも途絶えたため、日本で歌うのは今年初となった。メンバーからは、久しぶりの来日を喜ぶコメントが続いた。

ナウン(24)は「韓国で私たちが活動している時には、日本のファンの皆さんが会いに来てくださいます。本当にありがたく思うとともに、申し訳なかったのですが、こうやって私たちがまた、日本のファンの皆さんに会いに来ることができて、うれしいです」と笑顔を見せた。

2011年4月に韓国デビューし、今年で8年目。清純派で妖精アイドルというコンセプトを持つ反面、自由奔放で自然な振る舞いも魅力だ。この日は、スタッフが用意したイベントを企画倒れにするハプニングを連発した。箱の中に手を入れて、触感だけで中身を当てる肝試しで、ウンジ(25)は舞台上の大型スクリーンに注目。中身が映っていることを見逃さず、掃除用品の「毛ばたき」と分かり、わしづかみにしてしまった。

トークコーナーをはさみながら、この日は6曲を披露。14年10月発売の日本デビュー曲「NoNoNo」、2枚目のシングル「Mr.Chu」と日本語版のヒット曲を続け、ファンを喜ばせた。リーダーのチョロン(27)は「久しぶりに皆さんにいろいろとお話しすることができて、楽しかったです。私たちを待っていてくださって、ありがとうございます。これからもっと、たくさん会いましょう」と再来日を誓った。