ギタリスト布袋寅泰(56)が23日(日本時間24日)、英ロンドンで、映画「ボヘミアン・ラプソディ」(11月9日公開)ワールドプレミアに出席した。

世界的人気を誇った英人気ロックバンド、クイーンの真実に迫ったドキュメンタリー映画で、会場は同バンドが過去にライブを行った縁があるウェンブリー・アリーナ。布袋は会場の前に敷かれた紫のカーペットを歩き、「14歳くらいに初めてクイーンの曲を聞いてから、あの独特の世界観に打ちのめされた1人」と自己紹介した。

現メンバーのギタリストのブライアン・メイと再会し、「ギタリストとしても、非常にブライアン・メイから影響を受けています。フレディ・マーキュリーが亡くなってからかなり時間がたちましたけど、今なおイギリスのみならず世界中の人に愛されているフレディの人柄や才能に触れる大きな機会だと思います」と続けた。

布袋は1万人のファンとともに同アリーナで作品を鑑賞した。「ミュージシャンの視点だと、下積みから成功、仲間の絆などが描かれていて、自分と重なりました。これだけ長い間愛されるのはクイーンの、フレディの音楽に対する情熱、音楽の力だと思います」と興奮気味に感想を語った。