生田斗真(34)が、来年3月8日から上演予定の「劇団☆新感線」の3年ぶりの本公演「いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)』」に主演することが28日、分かった。同劇団の舞台は4作目の出演となる。

同作は源平時代、源義経が奥州にかくまわれていたという史実をベースにした時代劇。誤って遮那王牛若(源義経)を死なせてしまった生田演じる奥華玄九郎国衡は、周囲と口裏を合わせて源義経になりすますことになる。偽りの身分を盾に、ポジティブシンキングと機転で、「源義経」として数々の苦難を乗り越えていく。笑いあり、殺陣やアクションありの作品だ。

生田は「正義感にあふれた、憎めないおバカちゃん的な役になりそうです」と話した。その上で「本格的な時代劇なので着ているものが重かったり暑かったりしますが、苦労する分お客様には楽しんでいただけるはずなので、今回も大いに苦労して、大いにヒイヒイ言いながら頑張りたいです」と意気込んだ。

来年3月8日から大阪、福岡、金沢、長野などで上演予定。20年2月には東京・TBS赤坂ACTシアターで上演を予定する。同劇団の作品に初参加となる中山優馬(24)らも出演する。