今年のNHK紅白歌合戦に初出場する、6人組ロックバンド、Suchmos(サチモス)が24日、横浜アリーナで1万2500人を集めて「Suchmos THE LIVE YOKOHAMA」を行った。ボーカルのYONCE(ヨンス、27)は「ありがとう、横浜アリーナ。今、隣にいる人は知らない人かもしれない、恋人かもしれない、快くない人かもしれない。でも、音楽が好きで来ているはず」。今年のNHKサッカーテーマ曲「VOLT-AGE(ボルテージ)」をはじめ「LIFE EASY」など全18曲を熱唱した。

YONCEは「こんなにたくさんの人にパフォーマンスを見てもらえて幸せ。まだまだ幸せなニュースがあります。2019年9月8日、我々、Suchmosは横浜スタジアムで単独公演が決定しました。日本全国、どこでもいいパフォーマンスができるよう精進してるけど、一番デケエとこやっとこうぜ、ハマスタ侵略しに行きます」と発表して大歓声を浴びた。

そして「2019年春、アルバムを出します。あんまり期待しないで。いつになるか分からないから。でもクソヤベエ曲がたくさんあるから。こんなに多くのファンが来ていてくれる。この時間を共有してくれてありがとう」と話した。

Suchmosは今年6月19日のサッカーW杯で、日本代表が2対1で勝ったコロンビア戦のハーフタイムに、「VOLT-AGE」の生パフォーマンスが放送された。紅白出場をスタジオ作業中にスタッフから知らされたメンバーは「サッカーの縁で、今年を総括することになる」と快諾したという。W杯中の生パフォーマンスはスポーツ報道番組で、歌番組に出るのは紅白が初めてになる。