メジャーデビューを果たしたFANTASTICSのメンバーの素顔に迫るインタビュー企画の第1回は、ボーカル中島颯太(19)の登場です。昨年12月に「ボーカルバトルオーディション」を勝ち抜いて加入しました。

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--アーティストになろうと思ったきっかけは

「幼稚園からピアノをやっていました。中学の時からはギターを始めたり、小さい頃から楽器を弾くのが好きで、音楽も大好きでした。歌はまったくやってなくて、逆に人前で歌うのが恥ずかしいくらいでした」

--歌が得意だと気付いたのは

「中学の時に、友人とバンドをやっていて、全員が歌いながらやっていくうちに楽しくなっていって、1人でカラオケに行くようになったり…という流れで好きになりました。EXILEさんとか、GENERATIONSさんだったり、清水翔太さんの曲を歌ってました」

--歌手になりたいと直接的に思い始めたのは

「中学生の時に、EXILEさんのライブを京セラドームに見に行って、ATSUSHIさんの歌声を聞いて、『やっぱり歌だ!』と思いました」

--FANTASTICSの1回目の「武者修行」も見に行っていたとか

「はい! ダンスだけのエンターテインメントに感銘を受けて、1公演だけ見るつもりが、3公演全部見ましたね。EXPGに入って、5カ月くらいたってからオーディションがあって受かりました。ちょうどその直前に、高3の文化祭のイベントで優勝して、『歌手になりたいので大きいステージに立ったときは来てください』と宣言した直後でもありました。大学の進学を決める時期とオーディションが重なったんですけど、受けることを決めて…。この1年で人生が目まぐるしく変わりました。約束してしまったので、いつか母校に帰って歌えたらうれしいです」

--地元の京セラドームで行われたEXILEのライブでメジャーデビューも発表されました

「親や祖母も来ていて、それまではデビューが決まっていることを内緒にしていたんです。号泣してくれたみたいで、うれしかったですね」

--グループとしての目標は

「少しでも多くの人が、毎日楽しくポジティブな生活になるように、たくさんパフォーマンスしたいですし、いつかは単独でドームに立ちたいです」

--個人としての今後の目標は

「いろいろなジャンルを歌えるようになりたいですし、昔から楽器もやっていたので、いろいろなエンターテインメントができるアーティストになりたいです。いつか自分で作詞した曲を作りたいです」

--好きな言葉は「なるようになる」

「ずっと昔から家族全員がすごいポジティブで、どんなことがあっても笑っていたり、いい行動をしていると誰かが見てくれていて、絶対なるようになるんだと信じています」

--中島さんから見た「澤本夏輝」とは

「澤夏くんは、お兄ちゃんというか、入ったときはクールなのかなと思っていたんですけど、すごくテンションが高いんです。ちょっかいを出すのも好きで、僕とか(木村)慧人に出してくるんですが、僕のツッコミを待っている澤夏くんは、少しかわいいです(笑い)」

 

◆中島颯太(なかじま・そうた)1999年(平11)8月18日、大阪府生まれ。174センチ。血液型B。マイブームは「部屋をコロコロでそうじすること」。