性暴力問題が取りざたされている人権派フォトジャーナリスト広河隆一氏(75)に対し、再び怒りの声が噴出している。

広河氏は昨年12月発売の「週刊文春」で、同僚女性に性的関係を強要するなどのセクハラ行為があったと報じられ、代表取締役を務める株式会社デイズジャパンのホームページで「傷つけることになった方々に対し、心からおわびいたします」と謝罪し、代表取締役を解任されたことを明かした。

さらに今年1月31日発売の週刊文春で、新たな女性が広河氏から性暴力を受けていたと告発した記事が掲載された。

ジャーナリストの江川紹子氏はツイッターで「事実なら、信じがたい蛮行としか言いようがない」と、広河氏の“手口”の悪質さに憤り、戦場ジャーナリストの志葉玲氏は「うーん、控えめに言ってもクズ過ぎる。かつて志葉も広河氏のことを尊敬していたのだけど、これだけのことをやらかしたのなら、広河氏はジャーナリスト廃業するべきなんじゃないかと。人権を語る資格無い」と厳しく批判した。国際政治学者の三浦瑠麗氏は「事実であれば、週刊誌報道だけで済んでよいものなのだろうか」と、事の重大さについて言及した。

また、漫画家の小林よしのり氏はブログで「2週間、毎晩レイプの広川隆一、なんというおぞましさ。人権派リベラルの偽善と醜悪さが狂い咲きしとる」とつづり、美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長はツイッターで「性の活動家。絶倫じいちゃん」と皮肉った。