伝説のオーディション番組「全日本歌謡選手権」をモチーフにした読売テレビ開局60年スペシャルドラマ「約束のステージ~時を駆けるふたりの歌~」(日本テレビ系、22日午後9時)に、同選手権からスターへの階段を駆け上がった歌手五木ひろし(70)や八代亜紀(68)、天童よしみ(64)らが出演することが、同局から7日、発表された。

同ドラマは女優土屋太鳳(24)が主演を務め、ももいろクローバーZ百田夏菜子(24)らが出演する。70年代に同局で放送され、五木や八代ら数々のスターを輩出した「全日本歌謡選手権」をモチーフに、東北の港町で歌手の夢を諦めかけていた土屋演じるヒロインが、75年の東京にタイムスリップ。歌手になるために上京してきた百田演じる少女に出会い、2人が歌手を目指していくというストーリー。

五木は70年に出場した同選手権で10週を勝ち抜き、八代と天童も同じく10週を勝ち抜いてチャンピオンとなった。当時はスターへの道を切り開いたが、今回は正反対の立場となって、出場者の歌をジャッジする審査員を演じる。

収録を終えた五木は、緊張の面持ちで歌った土屋と百田を「彼女たちは当時の歌をよく勉強している。本当に拍手!」と大絶賛。八代と天童も「素晴らしかった!」とコメントした。

五木は出場した当時を振り返り「とにかくガチンコ勝負の番組。10週勝ち抜いた時は、その後3日間寝込みました。精も根も尽き果てて(笑い)」と懐かしんだ。八代は、出場者が乗るターンテーブルなどが完全再現された撮影セットに「ターンテーブルが回っているのを見て、あれに乗っていたんだと思うと、若さゆえの大胆な挑戦でした。今だったら怖くて乗れません(笑い)」。天童も「勝ち抜くたびに、忘れられないほどの熱い思いがこみ上げてきました」と振り返り「実力だけでは生きていけない芸能界で、歌の実力で打ち勝ってみせるという気持ちで挑む方が多かった番組」と選手権を表現して「それがドラマ化されることが本当にうれしい。ものすごい感動が生まれるのではないかなと思っています」と、喜びを語った。

審査員役で城みちる(61)、本人役で山本譲二(69)も出演する。