NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺」(日曜午後8時)の第8話が24日に放送され、関東地区の平均視聴率が9・3%(関西地区7・7%)だったことが25日、ビデオリサーチの調べでわかった。

第6話、第7話と視聴率が2週連続で9%台を記録しており、これで3週連続で1桁となった。今後、9%台を下回る危機感も漂い始めた。

第8話は、四三(中村勘九郎)が、五輪出場費用を携えて上京してきた兄実次(中村獅童)から春野スヤ(綾瀬はるか)のはたらきかけで資金を得られたと知り、兄に一生懸命闘うことを誓う内容。ストックホルム五輪に出陣する四三と弥彦(生田斗真)を見送る人々の姿も感動的に描かれた。特に弥彦の母(白石加代子)が息子を思い、三島家の誇りと叫ぶ姿は感動的だった。

◆これまでの視聴率推移

第1話が関東地区で15・5%(関西地区12・9%)

第2話は12・0%(関西地区11・5%)

第3話は13・2%(関西地区11・6%)

第4話は11・6%(関西地区12・0%)

第5話は10・2%(関西地区11・7%)

第6話は9・9%(関西地区8・0%)

第7話は9・5%(関西地区8・6%)

第8話は9・3%(関西地区7・7%)