2日に放送された女優山口紗弥加(38)主演のフジテレビ系連続ドラマ「絶対正義」(土曜午後11時40分)の第5話の視聴率が4日、4・1%(ビデオリサーチ調べ、東京地区)だったことが分かった。前回の3・4%より0・7ポイント、アップした。

初回から4・1%、4・7%、3・4%、3・4%だった。

山口が演じるのは“最恐主婦”のヒロイン、正義のモンスター・高規範子。ひとつの間違いも犯さず、一切の過ちも許さず、法律のみを唯一の価値基準として生きる。その正義が再会した高校時代の5人のグループ、周囲の人々を翻弄(ほんろう)し、運命を狂わせていく。その恐怖を描く心理サスペンス。

第5話では、範子の狂気じみた正義感に高校時代の同級生の4人の親友たちは翻弄されていた。

石森麗香(田中みな実)は不倫相手の本間亮治(神尾佑)から「一緒に未来を歩みたい」と告白されるが、子供が成人するまでは関係を黙っておきたいと言われる。でも範子が子供たちに真実を告げかねない。

不妊治療で悩む理穂・ウィリアムズ(片瀬那奈)は、夫ジョーイ(厚切りジェイソン)が範子の卵子と自分の精子で受精卵を作ると言い出した。

西山由美子(美村里江)は、虐待の疑いをかけられたせいで、離婚調停の不利が続いていた。範子がいる限りこの状況は変わらない。

今村和樹(桜井ユキ)は、竹下賞受賞作は違法な取材で書かれたと範子に告発されたせいで、ジャーナリスト生命が断たれそうになっていた。

4人は範子に対して、許せない思いを抱いていた。そして、範子を殺してしまうことになった。