故マイケル・ジャクソンさんによる性的虐待の告発者2人が先月27日、米CBSテレビの朝の番組「This Morning」 に出演。子供の頃、ネバーランド牧場でマイケルさんに虐待を受けた体験について赤裸々に明かした。

その一人、振付師のウェイド・ロブソンは、「マイケルはズボンの上から僕の脚や股間に触れ、オーラルセックスをした」と明かした。その数日前から、体に触れたり、抱擁し、額にキスをしたりし始めていたとした上で、「父親に触れられているような感じだった」と明かした。

さらに、決して暴力的なものではなかったとした上で、「すべての性的行為は、愛情と親密な関係が背景になっていたので、警戒心は抱かなかった。お互いを愛し、ハッピーにしようとしていた」と語った。

2人によると、マイケルさんは全盛期に多くの子供たちを虐待していたと思うが、今後、告発者が出て来ることはないと思うということで意見が一致しているという。

以前はマイケルさんの性的虐待について否定していた2人だが、「彼が生きていた頃は、恐れと恥ずかしさから虐待について公にしなかった」とした上で、他の子供たちを助けたいという願いから告発を決めたとしている。(ニューヨーク=鹿目直子)