嵐が、今年の日本テレビ系「24時間テレビ42」(8月24、25日)のメインパーソナリティーに決まったことが16日、分かった。6年ぶり5回目の就任。平成から新しい元号に替わって初の「24時間テレビ」で、会場は東京・両国国技館。テーマは「人と人 ~ともに新たな時代へ~」だ。

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嵐のパーソナリティー就任は、この日放送の同局系「嵐にしやがれ」(土曜午後9時)のエンディングで発表された。例年は東京・日本武道館がメイン会場として使われているが、同所が2020年東京オリンピック(五輪)に向けて改修工事に入るため、今年は初めて両国国技館で行われる。

メンバー5人は両国国技館を訪れ、「迫力ある」「どうなるか見当もつかない」などと会場を見渡した。

書道家の紫舟氏が「人と人 ~ともに新たな時代へ~」と力強くしたためる形で、テーマも発表された。同番組の江成真二総合プロデューサーは「新元号となって初めての『24時間テレビ』。自然災害をはじめさまざまな困難が降りかかる現代ですが、そんな今こそ手を取り合って新しい時代を作り、人が手を取り合う時代にしていこう、という思いが込められています」と説明した。

嵐は今年1月、2020年いっぱいをもって活動休止することを発表した。活動休止発表以降、グループ規模での新たな仕事が発表されるのは初めてだ。12月まで続く20周年5大ドームツアーもある中、超多忙なスケジュールの合間を縫っての就任となった。

松本潤(35)は「東日本大震災から8年。毎年放送している『24時間テレビ』だからこそ、8年間でどう変わってきたのかを伝えることができていると思う。今年の『24時間テレビ』は『いま、どう向き合うか?』をたくさん詰め込むことができれば」と話した。

櫻井翔(37)は「6年ぶり5回目、さらに新元号となって最初の『24時間テレビ』という大役を任せていただきました。国技館という新しい場所で、メンバーそれぞれがさまざまな人とつながりながら、新時代にふさわしい24時間テレビを作りたい」と意気込んだ。