人気時代劇のシリーズ最後とうたったフジテレビ系「大奥 最終章」(25日放送、フジテレビ系)のお披露目会見が20日、都内で行われた。

今回は「暴れん坊将軍」でおなじみの徳川8代将軍吉宗の時代を舞台に、その愛を一身に受けた側室久免を中心に大奥内のドロドロの対立を描く。

シリーズ初出演で主役の久免を演じた木村文乃(31)は「最初はなぜ私? と思いましたが、意を決して先輩たちの中に飛び込みました」。木村をはさんで火花を散らすのは鈴木保奈美(52)と小池栄子(38)。小池は「保奈美さんには1度目線にロックされたら凍りつくような迫力があった。めっちゃ怖かった」。鈴木も「私こそヘビににらまれたカエルのようになりました」と互いの迫力を振り返った。木村は「それこそ物語そのままに2人の間でオロオロさせられました」と苦笑した。

豪華な衣装代は億単位という。鈴木は「着るだけで筋トレのようでしたけど、袖を通しただけで江戸(時代)に飛ぶ感じ、是非皆さんにもためしてほしい」と話した。

「大奥」は今回に連なるフジテレビ制作の作品だけで16年。初期の関西テレビ制作のドラマを含めると50年、5シリーズに及ぶ超長寿シリーズとなっている。