俳優佐藤健(30)が20、21日の2日間、埼玉・三郷市文化会館で、「30thANNIVERSARYEVENT」を開催した。21日が節目となる30歳の誕生日で、20代最後の日と30代初日を出身地で、ファンと過ごした。

20日に取材に応じた佐藤は、20代最後の夜を「ビックリするくらい実感がないんです。今、映画の撮影で忙しいんですけど、イベントの準備も一昨日からようやく取りかかれて。実はずっと映像の編集だったんですよ、徹夜で。気付いたら30になってますね、これは」と笑った。

イベントではライブストリーミング番組「TAKETELE(たけてれ)」のセットをそのまま舞台上に再現したトークショーや立川志らく師匠に学んだ約8分にわたる古典落語「死神」、思い入れのある楽曲「スパークル」(RADWIMPS)「Simple」(Mr.Children)「8月6日」(高橋優)などを生バンド演奏をバックに披露した。

佐藤健公式LINEに寄せられた1万通をこえるお祝いメッセージをデザインしたメッセージアートをサプライズで渡されると、「本当にうれしい!」と感激した。

30代についてやりたいことを聞かれると、「20代は与えられたことをがむしゃらにやってきたけど、30代は自分がやりたいことを実行していくことができたら」と話し、「仕事とプライベートを人生において分けてないんです。『やりたいこと』『やりたくないこと』というふうにしか分けていないから、『やりたいこと』というと仕事なんですよ」と明かした。

2日間3公演には、合計3600人のファンが集まった。