昨年末よりラスベガス長期公演を開始したレディー・ガガが30日、ラスベガスのパーク・MGMホテルで展示会「Haus of Gaga/Las Vegas」をスタートしたことがわかった。

米ピープル誌電子版によると、オープニングにはガガ本人も出席。Laurence & Chico による特注デザインのチュール・レースのスカートに、ウエストを露出させた黒いTシャツ姿で姿を見せたという。

同展示会は、ガガの過去10年間のキャリアを最も象徴する衣装を初めて一般公開するもの。ガガがこれまでに注目を集めたステージ衣装の集大成といえるコレクションで、20着のドレス、40以上のカツラや靴なども展示されているという。

もちろん、ガガがMTV主催のビデオ・ミュージック・アウォード賞授賞式で身に着け、世間を驚かせた“ミート・ドレス(肉でできたドレス)”や、2017年のスーパーボウルで話題を呼んだヴェルサーチの玉虫色のボディースーツなども含まれている。

展示会のキュレーターを務めるニコラ・フォーミチェッティ氏は同誌に、「この展示会に託した私たちのビジョンは、ファンをガガの最も象徴的な瞬間に視覚的に浸らせ、驚嘆させる空間にするということです」と話している。

展示会の終了後は、一部のドレスがオークションに出品され、収益金の100%がガガが設立したチャリティー基金「the Born This Way Foundation」に寄付される。(ニューヨーク=鹿目直子)