13日に放送された、天海祐希(51)主演のテレビ朝日系ドラマ「緊急取調室」(木曜午後9時)第9話の平均視聴率が12・9%(関東地区)だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は15・2%、第2話は13・4%、第3話は12・3%、第4話は12・6%、第5話は13・7%、第6話は12・3%、第7話は12・9%、第8話は12・8%だった。

14年1月期、17年4月期に放送された人気シリーズの第3弾。天海演じるたたき上げの取調官、真壁有希子と取り調べ専門チーム「緊急事案対応取調班(キントリ)」のメンバーが、凶悪犯と心理戦を繰り広げるさまを描く。共演は田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、でんでん、塚地武雅、小日向文世。

第9話のゲストは吉川愛、坂東龍汰ほか。かつてキントリメンバーが担当することが許されなかった、医大生・藤井卓生(坂東)による同級生刺殺事件が再び動きだす。藤井が容疑を否認し続けたため、取り調べが中止されていたのだった。だがその後、事件発生時に「やめろ、藤井」という被害者の声を聞いた人物の存在が明るみになり、警視庁は藤井の逮捕を決定する。そしてキントリに対し、48時間以内に彼を落として送検するよう命じたのだった。

藤井はかつてキントリが自供を引き出せなかった殺人事件の被告人・北山未亜(吉川)とSNSで連絡を取り合っており、関連性が疑われていた。キントリメンバーは奮起するが、刑事部長・磐城和久(大倉)はこの事件を最後にキントリの構成メンバーを変更するというのだった。