ダウンタウン松本人志(55)が21日、レギュラーを務めるフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に生出演し、昨日20日に行われた雨上がり決死隊の宮迫博之(49)とロンドンブーツ1号2号田村亮(47)の闇営業騒動に関する謝罪会見についてコメントした。

通常番組は収録で行われるが、昨日の会見を受けて急きょ生放送が決定した。番組冒頭で約20分にわたり会見の様子を放送。会見で自身の知らなかったことが語られていたという。松本は「僕の知らなかった事実があまりにも多すぎて。だまされていた気になって、吉本はこのままでは絶対よくない。発端は彼らかもしれないけれど、ここまで信頼関係がなくなった。このままでは吉本興業が壊れてつぶれていく」と吉本に対する危機感をあらわにした。同社が謝罪会見を開かせなかったことや、岡本昭彦社長が2人と対面しなかったことについても「会ってももらえなかったとか、吉本が作った台本の中でしか会見させてもらえないとか。時代を全然読み間違えた会社なのかな」と話した。

また「吉本興業は日本の人を面白くする会社なのに、この2カ月全然そんなことない。笑いが好きだし、お笑い芸人が笑ってもらえないことに憤りを感じる。自分たちがやってきたことが失敗だったということになるのが絶対に許せないので」と語気を強め、同番組レギュラーの東野幸治(51)も「吉本側の反論も聞いていないので分からないが、おごりたかぶって、いつからそんなにえらそうになったのか」と吉本の対応に疑問を示した。