第9回シアター・オリンピックスの開幕式が20日、都内で行われた。

世界15カ国以上の演劇人が参加して、日本とロシアの2カ国で開催する舞台の世界的な祭典。初めての2カ国共同開催に日本側の芸術監督の鈴木忠志氏(80)は「国を超えて共同作業ができることを示したかった」と話した。

日本では23日から富山県・南砺市を中心に、鈴木演出「リア王」をはじめ、ギリシャのテルゾブロス演出「トロイアの女」、中国のリーピン演出「天と地の間の生」、ロシアのフォーキン演出「2016年、今日」などが上演される。