劇団四季が来年10月に新作オリジナルミュージカル「ロボット・イン・ザ・ガーデン」(東京・自由劇場)を上演することを24日、発表した。

英国の作家デボラ・インストールの作品で、事故で両親を失った主人公ベンと壊れかけのロボット・タングとの絆を描いた物語。長田育恵氏が台本・作詞、小山ゆうなが演出を担当する。吉田智誉樹社長は「みんなで知恵を出し合って、今後も新作をファミリーミュージカルと一般ミュージカルを交互に年1本は上演していきたい」と話した。

また、「ライオンキング」「キャッツ」を大井町で上演中だが、いずれも再来年21年で閉幕。「ライオンキング」は21年4月に有明地区に開場する「有明四季劇場」で続演し、「キャッツ」は他の都市での上演を予定している。

さらに来年、四季劇場「春」(9月から「アナと雪の女王」を上演)とともに開場する「秋」で、7月から開場記念作「劇団四季 The Bridge~歌の架け橋」を上演する。四季ミュージカルのレパートリーから歌を中心に、多彩なダンスやせりふ劇、詩の朗誦を含めて構成する。その後、10月から「オペラ座の怪人」を東京では7年ぶりに上演する。