ダンサーで俳優の生島翔(34)が8日、東京・後楽園ホールで新日本キックボクシング協会「SOUL IN THE RING CLIMAX」のリングアナウンサーを務めた。

大みそかにRIZINの舞台で“神童”那須川天心(21)との日本人最強決定戦に臨むキックボクサー江幡塁(28=伊原道場本部)と、双子の兄・江幡睦(28=伊原道場本部)の「風神睦・雷神塁エキシビションマッチ」で両選手を呼び上げた。

2人は翔も所属する、翔の父親のフリーアナウンサー生島ヒロシ(68)が会長を務める生島企画室に所属。翔は「塁選手の試合を3年間見てきていますが、スッキリと送り出せます。新日本キックのオーソドックスなスタイルがどこまで、RIZINのリングで通用するか、すごく楽しみです」とエールを送った。

塁と睦のエキシビションマッチは、当初は3分2Rを予定していたが、所属ジムの伊原道場の伊原信一会長(68)が乱入。「大みそかがあるし、本気になるので今日は1ラウンドでやめよう」とストップをかけた。伊原会長自身が睦との公開スパークリングを行い、満員のファンから喝采を浴びた。

塁は「ひのき舞台での一戦という夢がかないました。日本中のみなさんにキックの魅力を伝えるいい機会です。全力を尽くします」と話した。