賀来賢人(30)が主演する日本テレビ系ドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」(日曜午後10時30分)の15日放送第10話最終回の平均視聴率が、8・1%(関東地区)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は7・8%で第2話は6・5%、第3話は6・4%、第4話が6・5%、第5話は7・1%、第6話は6・4%、第7話は6・0%、第8話は7・1%第9話は6・9%だった。

賀来は、警視庁捜査1課の刑事、遊佐清春を演じる。清春の上司で、清春が目覚めた時に横で死んでいた碓氷薫を広末涼子、その息子克喜を田野井健、捜査1課長の南武修介を北村一輝、碓氷班の刑事、名越時生を工藤阿須加、江國光成を杉本哲太、高砂明海を立花恵理、捜査1課に配属された清春の同期、宮城遼一を細田善彦、警視庁公安部の才門要を井浦新、元刑事で喫茶店「bonnaro」マスター深水喜一を笹野高史、その娘の咲良を夏帆、捜査1課理事官の本城諭を篠井英介、その娘の芹奈を佐久間由衣が演じる。

第10話。ついにすべての記憶を取り戻した清春は薫に教えられた新薬を投与して再び事件の発端となった山小屋へ向かう。そこで死んだはずの才門と対面した清春は、これまでの捜査の中で覚えた“違和感”をぶつける。才門はガスマスクの男が自分を含めて3人いることを明かし、清春を生かしたと話す。才門は突然現れた名越に殺される。名越はガスマスクの男が自分であったことを明かし、事件の真犯人は自分であることを明かす。現場にいる咲良はライブ中継で名越と清春の闘いを配信し、ニッポンノワールの真実を明かす。動画はネットで拡散され、名越は南武に逮捕される。薫は殺害されたのか、強盗団が強奪したニッポンノワールの資金・10億円の行方、清春が記憶を消されたわけ、さまざまな疑問が1つにつながり、すべての謎が氷解した。

たった一人の反乱から始まった清春の孤独な旅。運命に逆らい続け、ニッポンノワールという組織の悪を暴き、自身も人間らしさを取り戻した。