令和最初の紅白で白組トップバッターを務める、32回目出場の郷ひろみ(64)が「2億4千万の瞳 -エキゾチック “Go!Go!”ジャパン-」のリハーサルを行った。

NHKホールのロビーを使って、2020東京五輪の競技種目の選手たちとパフォーマンスを繰り広げながら熱唱。ラグビーボールを受け取って、ホールの中になだれ込み。最後は各競技のユニホーム姿のバックダンサー全員とポーズを決めた。

郷は「最初にトップバッターと聞いた時は、僕でいいのかなと思いました。僕の年齢、分かってるのかなって(笑い)。でも、振り切って、次のバッターにつなげていきたい。令和のトップバッターなんて、なかなか出来ない。多くの人が元気になるように伝えていきたい」。

ステージの演出については「細かいきっかけとか、この歌詞のところでとか、いろいろある。リハーサルでは決まったけど、生放送の本番でも。NHKホール全部を使った、大変なパフォーマンスを見せます」と誓った。

昭和、平成、令和と3つの時代にまたがって紅白に出場することについては「本当に幸せ。自分が、ここに存在していること自体が幸せなことだと思う。多くの人たちのサポートがあったからこそだと思う」と感謝の言葉を口にした。

来年は東京五輪の年。「(紅白のリハーサルの)パフォーマンスの中で、こういう人もいるんだと分かってきて、余計に心に入ってきた。日本頑張れ、1人の日本人としてなるべく多くのメダルを獲得できるように祈っています」。五輪の観戦チケットの抽選は1次、2次とも全て落ちた。「どれだけくじ運のない男なんだってね」と苦笑い。「陸上とかは激戦だろうから、はなから考えていなかった。空手とか近くで見られそうなものと思ったんですけどね。逆にテレビで見る方が間近に感じられていいのかなと思いました」と話した。